本日、6月28日(火)は、6月の誕生会でした。
園庭のクヌギの木に毎日カブトムシやクワガタムシが来ており、登園するとみんなそこに「今日は来てるかな」と見に行きます。
そういうわけで、今日はカブトムシの話をしてみました。
園長 「昨日、カブトムシさんを見たけれど、今みたいな黒い姿になる前は、どんなだったかな?」
この質問にどう答えたらいいのか、子どもたちは躊躇していましたが、「ようちゅう!」と何人かが答えてくれました。
園長 「そう!年中さんは育てているから分かると思うけど、まるい形のようちゅうさんだよね。ようちゅうさんは何を食べているか、知っていますか?」
これもちょっと難しい質問かもしれませんが、「はっぱ!」とやはり何人かが答えてくれました。
園長 「そう!土の中に入ってしまった茶色の小さな葉っぱを食べています。その後、今のように黒いカブトムシさんになるけど、あの黒いカブトムシさんは夏の間だけです。だから大切にしてね。さて・・・みんなはカブトムシさんじゃありません。人ですよね。小さい頃、何を食べていましたか?」
これは、分かりやすい質問らしく、たくさんの子が「みるく!」と答えていました。
園長 「そうだね!でも、みんなが生まれる前、お母さんのお腹の中にいたとき、みんなが何を食べていたか知っていますか?」
これは・・・・・・みんな見たことがないので、さすがに正解が出ませんでした。
園長 「みんながお母さんのお腹の中にいる間は、お母さんが食べた物を少しずつ少しずつ体にもらってたんだよ。・・・だから、特にお誕生日をお祝いするみんなは、お父さんやお母さんに『ありがとう』と伝えてくださいね」
6月に誕生日を迎える園児の保護者の皆さまには、オリジナルの新曲の歌をギターで弾き語りさせていただきました。
この時期の代表的な花はあじさい。あじさいの花のように見える「がく」の部分が集まっている様子やその淡いやさしい色から、保護者の方々からいただいた愛情によってお子さまのどのような体験も素敵な花に結びつくといいな、と思いながら作ってみました。
歌詞と簡単なピアノ伴奏譜を掲載いたします。自由に伴奏を工夫なさってお楽しみください。
あじさいの花のように
喜びも 元気も
良くない言葉 わがままも父さんのあたたかな手
母さんの微笑みで
全部一つに集めながら
雨の滴 陽の光にも
花を咲かせられたらいいな
あじさいの花のように
やさしい色で一つになれたら
笑い声も やさしさも
けんかや涙 くやしさも父さんの大きな手
母さんのぬくもりで
全部一つに集めながら
雨の滴 陽の光にも
花を咲かせられたらいいな
あじさいの花のように
やさしい色で一つになれたら