2016年9月27日火曜日

彼岸花のように



 本日、2016年9月27日は、9月の誕生会でした。保護者の皆様には、メッセージの代わりに、新しいオリジナルソングをギターで弾き語りさせていただきました。

 今回は、彼岸花(ひがんばな)をイメージしてみました。白い花も時折見ますが、よく知られているのは赤い花。葉のないすっと伸びた茎と赤い花は、緑の中にあってとても鮮やかです。花は数日しか咲いていないようです。

 わたしが小学生の頃、自宅から小学校までは2キロほどあり、海側の田んぼと山側のみかん畑に挟まれて稲と塩の香りの漂う道を歩いていました。寄り道をしながらたどっていたその道には、秋になると、田のそばに彼岸花が並んでいたのを思い出します。

 彼岸花にはいろいろな花言葉がありますが、今回は見た目のイメージから歌詞を書いてみました。6つの細い花弁を持つ花が輪のように並び、その周りにはおしべとめしべがありますが、それは手のひらを広げているように見えます。ご両親の愛情に包まれるお子さまのイメージを思い浮かべてみました。

 歌詞と簡単なピアノ伴奏譜を掲載いたします。伴奏を自由に工夫なさってお楽しみください。


彼岸花のように

秋の青空に
鮮やかに花びらを
手のように広げ伸ばす
彼岸花のように
※父さんや母さんと手を広げられたなら
 父さんや母さんと
 ささやかでもあたたかな
 夢を感じられたなら

秋の青空に
短くても細くても
まっすぐに背を伸ばす
彼岸花のように
※繰り返し