これはなんでしょう?
まりあ幼稚園の園庭の中、ルルドのそばの通称「落ち葉の丘」と言われている場所の近くにあります。
ラテン語で「宣教開始25年 1955年建立」と書いてあります。
おそらく、まりあ幼稚園の設立母体となっているコンベンツアル聖フランシスコ修道会が日本での宣教を開始してから25周年を記念して作られたものと思われます。
今日は、4月24日。今から85年前の1930年に、この修道会の聖マキシミリアノ・コルベ神父が来日し、宣教活動をはじめました。彼のモットーは、「マリアさまを通して、すべての人をイエスさまの愛情いっぱいの心に導くこと」。まりあ幼稚園にもその精神は受け継がれています。
そんなまりあ幼稚園や修道院のそばには、いろいろなお花が咲いています。
チューリップもいろんな色の花が咲きました。結構、長く咲いています。
幼稚園の建物にぴったりくっついて、たくさんの花のように見える総苞を広げるのは、ハナミズキ。
はじめは、このような宇宙から来た生命体の顔のようだったのですが・・・(3月頃)。
しばらくすると・・・このようになり
今は、白やピンクの花のように開きました。
ハナミズキには、花のように見える部分が長く開いていることからか「永遠」「耐久」「逆境に耐える愛」の花言葉があり、困難を超えてたくさんの愛情が皆さまのご家庭に満ち溢れるといいな、と思います。
小さなチョウチンのような花をつけるのは、ドウダンツツジ。
花の様子から、「上品」「節制」の花言葉。
少し前から咲いているシロヤマブキ。花言葉には、「気品」「細心の注意」があります。
いろいろな色のツツジも咲きはじめました。
「節度」「慎み」というツツジの花言葉から、まりあ幼稚園が目指す愛情に満ちた素朴さを思い起こします。
目立たないところに、しかし、マリアさまのご像のそばのいい場所に咲くのは、ツリガネズイセン。
花の色からか、「冷静」などの花言葉。難しいことがあって落ち着きをなくしているときも、マリアさまのあたたかさのもとで少し落ち着けたらいいな、と思います。これは、ヒメジョオンでしょうか。
ヒメジョオンには、「素朴」「清楚」の花言葉があります。この花にも、まりあ幼稚園が目指す愛情に満ちた素朴さが思い起こされます。
クローバーの名前で知られるシロツメクサ。
カトリック教会では、三つの葉が一つになっている様子から、三位一体の神さまのことや、愛・希望・信仰という大切な徳を説明するために、用いられました。
四葉のクローバーは見つかるでしょうか?
卒園式と入園式で大活躍した新しいお花たちも元気です。
シロツメクサを撮っていると・・・
!!!!
ナナホシテントウです。
脱皮したばかりなのか、羽の色は薄い赤色ですが、とてもよく動き回っていました。写真を撮ろうとすると、なぜか急に止まってくれました。
そばには、まだ幼虫のナナホシテントウも。
そして、バッタの赤ちゃんも見つけました。どこにいるでしょう・・・。
お子さまにも見つけてもらって、楽しんでもらえたらいいな、と思います。