2月23日(火)は、2月生まれのお子さまの誕生会でした。
まりあ幼稚園の入り口のところには、梅の花がきれいに咲いています。教会で行われた誕生会では、園長がその梅について話しました。
「みんなが教会に来る途中、気づいたかな?木があって、いっぱい花が咲いているんだけど・・・」
そう言うと、年長さんが、
「うめでしょ?」
と答えました。さすが年長さんです。
「そう。濃いピンクの色をしているね」
すると今度は他の学年の子が、
「しろもあるよ?」
「きいろもあるよね?」
と言いはじめました。そこでこう申し上げました。
「いろんな色があるよね。みんなも知っているけれど、雪が降ったり、寒い日があったけれど、それでもがまんして、水を吸い込んだり、太陽の光をもらったり、栄養をもらったりして、ちゃんとお花がいっぱい咲いたんだよね。・・・みんなも、お父さん、お母さん、お友だち、先生たちからやさしくされて、助けられて、どんどん大きくなっていきます。今日は、2月の誕生日のお友だちに特別にやさしくして、助けてあげたり、喜ぶことをしてあげてね」
誕生会の後、2月の誕生日のお子さまの保護者の方々には、園長からのメッセージに代えて、オリジナルの新しい歌をギターで弾き語りさせていただきました。
ナズナが荒れた土地でもかわいい花を咲かせるように、難しいことがあってもいろんな人に支えられて元気に育ってほしいという願いを込めています。
また、ナズナは小さな花が寄り添っているように見えるので、保護者の方々がお子さまに寄り添っておられるイメージも盛り込んでみました。
いつもとかなり異なり、調にあまりとらわれない歌になっています。歌詞と簡単なピアノ伴奏譜を掲載させていただきます。自由に伴奏を工夫なさってお楽しみください。
なずなのように
雨露や風や嵐も糧にして
春を待ちわび
戸惑いも苛立ちも
微笑みに変わるといいな
ささやかでも 自分なりに
あたたかさを花開けたら
春の訪れを告げる
なずなのように
荒れ果てた土地にもそっと葉を広げ
春を待ちわび
恐れ
不安 歯がゆさも
微笑みに変わるといいな
ささやかでも 寄り添いつつ
あたたかさを花開けたら
春の訪れを告げる
なずなのように
春の訪れを告げる
なずなのように