2014年12月17日水曜日

クリスマスの月の誕生会


 12月16日に、12月生まれのお子さまの誕生会がありました。

 今回は、パペットのくまこちゃんに登場してもらいました。

 「まりあ幼稚園の誕生会に、くまこちゃんが来ました。けれど、いつもと違います。おや・・・泣いています!こんなとき、みんなは何と言いますか?」

 すると

 「だいじょうぶ?」

 という答えが、たくさんの園児の皆さんからすぐに返ってきました。

 「それでもくまこちゃんは泣いています・・・こんなとき、みんなだったらどうするかな?」

 すると今度はみんな戸惑いましたが

 「友だち!」

 という答えが聞こえました。

 泣いている人、悲しんでいる人、苦しんでいる人がそばにいたら、「だいじょうぶ?」と言葉をかけたり、そばにいたり、友だちとしてやさしくしてあげられたらいいな、ということをお伝えしました。

 クリスマスは、イエスさまの誕生日です。赤ちゃんのイエスさまの姿は、神さまがすべての人の痛み、悲しみ、苦しみを深く受けとめてくださる、というメッセージ。

 保護者の方には、そのようなメッセージから作った歌を歌わせていただきました。簡単なピアノ伴奏譜を作りましたので、皆様で工夫して楽しんでいただければ、と思います。



 ところで、年長のフランシスコ組の名前になっているアシジの聖フランシスコ(アッシジのフランチェスコ)も、イエスさまと同じように馬小屋で生まれた、と伝えられているのをご存知でしたか?


 今、その場所は小さな小さな聖堂になっています。その場所への入り口。

 クリスマスの時期、アッシジの町とその聖フランシスコ大聖堂にはたくさんの人が訪れます。フランシスコが、赤ちゃんのイエスさまの姿をとっても好きだったからです。

 皆さまに、あたたかなやさしさがたくさん届きますように。