2015年3月26日木曜日

卒園を見送る花たち



 年長さんが卒園なさってから、はやくも1週間が経ちました。さびしい気持ちと同時に、お子さまが元気にすくすくと素敵な形で成長してくだされば、と願っています。

 まりあ幼稚園の敷地や男子修道院の敷地で見た花を撮って、掲載させていただこうと思ったのですが、ほんの2、3日のうちに花にも変化が。もう見られない花もあれば、咲いたばかりの花も。

 年長さんが卒園した頃に咲き、今は少しずつ散りはじめている白いモクレン。


 とてもたくさん咲いています。卒園した皆さんの数だけあるでしょうか・・・もっとありそうです!

 春に一斉に咲く花から生じた「自然への愛」という花言葉には、大自然をとても愛した聖フランシスコの心が、皆さんにも満ち溢れるといいな、と思います。

 年長さんが卒園する前から咲いていた花もたくさんありましたが、その一つはアセビの花。



 そのかわいらしい小さな白い花からは、「清らかな心」という花言葉。ほんとうの清らかさは、愛情いっぱいの心から生じるような気がします。

 結構前から花をつけているヒイラギナンテン。「優しいあたたかさ」「増す愛情」などの花言葉のように、皆さんに愛情がたくさん満ち溢れるといいな、と思います。


 ツバキの花もあちこちにまだ見られます。


 白いツバキの花言葉の一つ、「至上の愛らしさ」のように、お子さまにも愛情がたくさん届くといいな、と思います。


 「控え目な愛・美」という花言葉もあるピンクのツバキのように、小さなことにも愛情や美しさを見いだせたら・・・。

 シバザクラの花も少し前から見られます。


 一斉に咲く様子から生じる花言葉、「一致」「温和」がまりあ幼稚園にも満ち溢れるといいな、と思います。厳しい環境にも負けない性格から生じる花言葉、「忍耐」「希望」「誠実な愛」が、時には困難も体験するわたしたちにあれば・・・。

 ふと気づくと、ボケの花も咲いていました。


 ボケには色々な花言葉がありますが、この花はとても繊細な色合いなので、「妖精の輝き」がふさわしいかもしれません。この休みの間、皆さんが、夢に満ちた素敵なひとときを過ごせたらいいな、と思います。

 今日、お届けする最後の花は、スノーフレーク。


 花びらの緑の斑点が、清楚な花を際立たせるため、「けがれなき心」などの花言葉があります。マリアさまの心は、「けがれなきみこころ」と言われます。マリアさまにふさわしい花の雰囲気があると思います。マリアさまのあたたかな心が、みんなに満ち溢れますように。